ご本尊様の由来

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薬師如来

薬師如来

国宝、重要文化財

寄木造り、彫眼の漆箔像

像高
二尺七寸一分
(国宝指定時の通知)

二尺六寸八分
(重文指定替時の通知)
即ち約82cm 重さ75kg

この本尊薬師如来は、聖武天皇の御宇天平2年(730年)5月海中より出現し賜うた。
行基菩薩が當山を創立せられた事由は、天平2年5月下旬の頃、当国鳴海の漁夫が某日鳴海潟沖に船を出し網をしたところ、一つの古びた木像を拾い上げたので、如何なる尊像であろうかと持ち帰り、里人に聞いたところ誰も知る者がない。
然るところ丁度幸いにも行基菩薩が当地行脚に来られたのに会し、お尋ねしたところ、薬師如来であると鑑定せられ、菩薩はこの本尊を貰い受け、どうかして一宇を草創し、この霊像を安置し奉りたいと志を起こし、聖武天皇勅命を奉じて諸国を行脚、専ら信者の浄財を募り、天平6年(734)10月七堂伽藍を建立し、霊像を開眼安置し、本尊が海中より出現し賜うた因縁を以って、青海山藥師寺寶光院と称した。
「尊像に(天平2年5月12日鳴海荘海中より網にて引上希同年10月行基菩薩開眼供養)と書かれてある。同年とは天平6年ならんか。」

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